父親同士が酔っぱらって幼馴染と結婚させようとした話

「許嫁」いいなづけ

前回のブログは”大河ドラマ「おんな城主 直虎」について“書きました。
井伊直虎が8歳くらいで婚約者と別れて出家するというお話ですが、
この件で思い出しました。
僕が子供の頃、父親同士が酔っぱらって結婚させようなどと話していた女の子を。

うれしいような、つらいような

神戸舞子の同じ社宅アパートにいた頃、その女子とは幼稚園前から一緒で、
小学校に入学すると、登下校もクラスも同じどころか席まで隣という事態。

女の子は頭もよくしっかり者で(自分の母親からいつも言われていた)、
毎日、学校で忘れ物のチェックからお箸の持ち方まで指導される有様でした。
加えて、母親同士も仲が良かったため、
僕の個人的な情報が全てその女子を介してクラス中に公開される
という小1男児にとっては、うれしいような、つらいような日々でした。

結局のところ

残念ながら、我が父親より働きが良かったのか、
2年生になる春に電車で一時間ほどの街に家を建てて一家は引っ越してしまいました。

所詮酔っ払いが盛り上がるためのネタ程度のことなので、
それっきり、出家する程のことにはなりませんでした。

結論

時は流れ、高校を卒業した頃に一度写真を見せてもらったことがあります。
ドキドキしつつ何か大きな失敗をしてしまったような感じの思い出です。

幼い時期に親同士が結婚相手を決めてしまうシステムは
もしかすると案外よいところもあるのではと思います。

すでに相手が決まっていることで、余計なことに神経を使わず、
勉強やスポーツ、仕事に余裕をもって集中できそう。

ただ、今の時代だと、かなり複雑な決め事が必要になるため
2年ごとに見直しをするということでどうでしょう?