「ワイルドソウル」

「ワイルドソウル」

「ワイルドソウル」といえば、2004年に大藪晴彦賞、吉川英治文学賞、日本推理作家協会賞を受賞した、垣根涼介の小説です。

はじめて垣根涼介を読んだのは、3年くらい前だと思います。新大阪駅の本屋さんで「君たちに明日はない!」をタイトルに惹かれて思わず手にしました。

続けて「午前三時のルースター」を読みました。これは初版の年にドラマ化されてたみたいです。

(自分と同じ年代の作家が書いた本を続けて読むのは、迷う時間を削減するためです)

 

そして、「ワイルドソウル」。
ブラジル移民の2世が、政府の非道な移民政策を暴き、復讐するサスペンスで、最後外務省のビルに首都高からマシンガンを打ち込むという、直球型の復讐ですが、そこに行きつくまでの物語が凄い。衝撃的でした。
上下巻一気に読んで、もう一度ブラジルの地図を見ながら読み直しましたもの。2006年に映画化の話があったようですが、立ち消えになったようです。残念。

最近聞いた「ワイルドソウル」な話


以前の記事
でも紹介しました、2月12日のはままつグローバルフェア浜松国際交流協会主催)で開催された「写真で語る私の歴史」の発表者の中に、子供の頃にブラジルへ渡った方の話がありました。

移民政策のテレビCMを見た父親が、母の猛反対を押し切り一家でブラジルへ。移民船アフリカ丸で60日間かけてサントス港へ向かうところから始まる彼女の歴史は、まさにリアルなワイルドソウル。心が震えました。

ほかにも、計5か国の方が日本語で発表されました。
なぜ今ここにいるのか、そしてこれから何をしていきたいのか、それぞれの思いが伝わってきましたね。
300人ほどが集まり、会場はほぼ満席でしたし、来年の開催も期待大です。

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